今、僕は外資系の消費財メーカーでセールスとして働いています。*1*2*3
半年ほど 消費財メーカーでセールスを経験してわかった事があります。
「価格を下げれば買いたい人は増えるし、上げれば買いたい人は減る」 *4
この傾向は消費財であるほど成り立ちやすいです。
たとえば、普段スーパーで売っているコーラが120円だとして
それが98円に値下げされていたら「安!!!」と多くの人が感じます。
けれども、100万円で売っている軽自動車が、99万9978円になっていても
「安!!!」と感じる人はそう多くありません。*5
同じ22円の値下げなのに、おかしいと思いませんか?
多くの人が、スーパーのチラシを睨みながら
「今日の豚肉は10円安い!!」と、安売り探しに時間と労力を費やします。
多くの人が、今日は給料日だからと
何も考えずに2000円するステーキ肉を買い物カゴに入れます。
この考えを逆転させた方が、時間も労力もお金も有効活用できるのでは?
毎日食べる豚肉なんだから、ちょっといい豚肉を買おう。
いくつものチラシを比べるのは時間がかかるし、やめたやめた。
家から一番近いスーパーに行けば、書い回る必要もない。
でも、たまには贅沢なステーキも食べたい。
たまに食べるステーキなんだから、ちょっとでも安く、良い牛肉を探そう。
色々なお店を比較して、一番オススメされたお肉を買おう。
この方がトータルとして使うお金が減る気がします。
安い製品って、雑に扱いがちで、すぐ捨てちゃったりするしね。
何が言いたいか
「毎日使う製品こそ、品質の良い製品を買って大事に使おうね。安物ばかりに目を奪われてたら結局損するよ」
メーカーのセールスからの 愚痴 希望でした。