- 『手品』を頭の中で整理するための枠組み
- フレームワークの全体像
- 手品の歴史について
- 素材と技術について
- 観客との距離について
- マジックの現象について
- ミスディレクションについて
- 演技理論について
- オリジナル性について
- まとめ&ひとこと
- ひとこと
『手品』を頭の中で整理するための枠組み
手品をフレームワークで考えるのが今回の記事。新しい手品を考え出したり、既存の手品をよりよい物にする時に使えるかもしれません。
フレームワークの全体像
フレームワークの全体像を先に示しておきます。
外側の大きな四角の枠は、手品の歴史、奇術史です。
上の方の丸枠は、手品が手品であるための条件です。
「素材と技術」、「観客との距離」、「現象」、全てに関連して「ミスディレクション」が加わり、「不思議」な手品になります。
下の小さめの丸枠は、手品をより良くする条件です。
「演技理論」であったり「オリジナル性」です。
これらの内容について解説を加えていきます。
また、参考になりそうなURLなどを掲載しております。
手品の歴史について
手品の歴史について、必ず知る必要があるとは言いませんが、学ぶ所は多くあります。というのも、現在私たちが知る手品は、全て過去の遺物であるためです。
紀元前から存在したと言われる手品の歴史を知ることは、単に知的好奇心を満たしてくれるばかりか、どのような手品を演じればよいのか、そのヒントを与えてくれるかもしれません。
音楽やダンスなどと同じぐらいに古い歴史を持つ手品という芸能、その発祥について学んでみましょう。
手品の歴史を学ぶ理由-まとめ
- 自ら考えた手品が、既に発見されている手品でないかを知るため
- 手品のルーツを知ることで、現代にどのような手品を演じればいいかの参考になるため
- 手品の歴史を知ることで、会話の幅が広がる
手品の歴史について学べる本・URL
第1巻のレッスン1に、手品の歴史について、古代・中世・近代・現代の視点から解説されてあります。
偉大な手品の百科事典の、最も最初の項目が「手品の歴史」であることからも、歴史について学ぶことの重要性が見てとれます。
近代以降の有名な手品師に関する記録。
日本古来の奇術を分類、整理しまとめた貴重な資料。
(c.f garaman's Laboratory - 図説・日本の手品 )
→ Wikpediaですが、手品の歴史について簡潔にまとめられています。
→ Yahoo知恵袋ノートに、手品の歴史が簡潔にまとめられています。
[人類最古のエンターテイメント★Magic 4000年の歴史]
→個人ブログに、多くの写真・図と共に歴史が解説されています。
→ 個人HPの『ゾウを消せ----天才マジシャンたちの黄金時代』という本のまとめ。近代の有名なマジシャンについて解説。
[日本奇術博物館]
→日本の奇術の文献を紹介しているブログ。
→松山氏によるマジック史の解説が掲載されています。
→手品の歴史について、世界史と日本史で年表にまとめられています。
素材と技術について
「素材」とは、手品をする上で使用する「道具」のことです。たとえば、カードマジックなら「トランプ」が素材です。「移動」という現象を起こす手品であっても、素材が変われば全く別のマジックになります
また、素材を使いこなすための「技術」があります。カードマジックなら「コントロール」、基本の持ち方などです。一つの素材で使われている技術が、他の素材で活用できることもあります。(フェイクパスの原理が、コインやスポンジに応用されるように)ある素材で使っている技術が、他の素材でも使用できるかもしれません。
素材と技術-まとめ
・素材・・・マジックを演じる上で使用する道具
一つの素材にこだわらずに違う素材を使ってみることも
・技術・・・現象を起こすための素材の使い方
ある素材での技術が他の素材でも使えないか考える
素材と技術について学べるURL
[技法は秘密の動作]
→シークレットムーブに関するわかりやすい解説
→カードとコインの技法名の索引
観客との距離について
クロースアップマジック、サロンマジック、ステージマジック(イリュージョン)
という3つの分類があります。こららを分ける基準として、「距離と人数」が使われます。しかし、人数の基準はマジシャンによって大きく異なります。
クロースアップならば1~10、サロンならば5~50,ステージは20~
というイメージを私は持っていますが中には50人いてもクロースアップマジックはできる、という人もいます。観客の数を意識することは重要ですが、人数という基準だけで演じるマジックを分類するのは早計です。
そこで、距離の基準を用いて分類してみます。私が用いるのは「観客に手が届くかどうか」という基準。
クロースアップマジックの場合、全てのお客さんに手が届く。
サロンマジックの場合、全てのお客さんに手は届かないが、こちらから出向いたり、または観客をステージに上げることで手を届かせることができる。
ステージマジックの場合、基本的には手が届かない。
観客が100人いても、お客さんに手が届き、コミュニケーションが取れるのであればそれはサロンマジックです。逆に、観客が15人でも、手が全く届かないマジックは、ステージマジックになります。
観客との距離について-まとめ
- マジックの分類として、クロースアップ、サロン、ステージの3つがある。
- 分類の基準は「観客に手が届くかどうか=コミュニケーションが取れるか」
- 観客の数は意識しなければならないが、あくまで参考に。
観客との距離について学べるURL
→距離による分類を、より細かく解説してあります。
マジックの現象について
マジックとは、合理的に考えてありえない現象をお客さんに楽しんでもらう芸能です。ありえない現象という視点から、手品を分類してみます。
そもそも、ありえない現象とは何なのでしょうか。たとえば、右手に握ったコインが左手に移動する。これは「瞬間移動」という現象ですよね。他にも、相手が選ぶカードが事前に1枚ひっくり返っていた。これは「予言」という現象です。
技術が同じでも、見せ方によって現象を変えることもできます。たとえば、右手のコインが左手に「移動」するという現象を、右手に握ったコインをテーブルに叩きつけ「貫通」させる、という現象に変えることは至って簡単です。
どのような現象を観客に与えたいのか、手品を演じる時はそこをはっきりさせる必要があります。
※現象の種類については、ダリエル・フィツキーの現象別分類が非常に参考になります。
マジックの現象について-まとめ
- 手品とは、ありえない現象を観客に見せる芸能。
- どのような現象を見せたいのかはっきりさせる必要がある。
- 見せ方によって、現象はすぐ変化させることができる。
マジックの現象について学べる本・URL
手品の現象別分類など、手品に関する興味深い知識がまとめられています。
→ダニエル・フィツキーによる19の現象別分類について。
[The Principles of Magic / マジック9大現象]
→動画&画像で、よりわかりやすく分類してあります。
ミスディレクションについて
ミスディレクションは、手品の不思議性を高めるために重要です。ミスディレクションを「視線の誘導」と捉えている人は少なくありません。
手品が視覚文化である以上、視線誘導がその大きなウェイトを占めるのは間違いありません。しかし、ミスディレクションを「意識・感覚の誘導」と捉えると考え方が広がります。
「グラスの下にトランプがある」
という観客の意識を、無意識に持っていくことができれば
観客からすればそれは
「グラスの下にトランプがない」
と感じる。
観客に意識されてはマズイものを、無意識化に持っていく、そのための手段の一つとして「視線の誘導」があるのです。
言い換えれば、相手の無意識化に持っていければ、その手段は何でも良いです。
論理の入れ替え、聴覚、触覚、嗅覚・・・
様々なミスディレクションの手段がありますね。
一つ加えると、本能に近い感覚(五感など)を使った方が、観客の意識を持っていきやすいです。
ある人が池を眺めていた時に、水の泡が浮かんでいた。
そして、その池はとても濁っており、ある人はこう言った。
「あの池の下に生物がいる」
論理的思考を働かせて意識が動いている例です。頭を使って「池の下に生物がいる」という結論を導いていますが現実には生物が存在するかどうかはわかりません。頭の中に「疑問」の選択肢は残ったままになります。
逆に、本能に近い感覚(視覚)の例を出せば
ある人が池を眺めており、そして水の泡が浮かんでいた。
そして、その池はとても澄んでおり、コイが泳いでいるのが見えた。
そして、ある人はこう言いました。
「あの池の下にコイがいる」
視覚という低次的な感覚より、意識が動いている例です。
目で見て「コイがいる」ことを確認した以上、その魚をコイだと信じこんでしまいます。その"コイに見えた何か"が全く別の生物であったとしても、自分の目で見た物に疑いをかける余地はありません。
同様に、低次的な感覚により意識が動かされる例をいくつか紹介します。
- ベランダをのぞいたところ、幽霊が見えた。
- 湖に、古代に生きた首長竜が見えた。
- トンネルを歩くと、後ろから足音が聞こえる。
- 肩を叩かれて振り向いても、誰もいなかった。
- この香りは、夕食は焼肉に違いない。
1の例では、幽霊の正体が物干し竿に干していたシーツであったとしても、その人の目に「幽霊」と見えた以上、その人の頭の中では「幽霊」です。
2の例でも、実際は潜水艦が浮上しただけも、その人の目に「恐竜」と見えた以上、その人の頭の中では「恐竜」です。
3の例では、実際はトンネルの中で足音が反響して聞こえていても、その人の耳で聞こえた以上、後ろから人がついてきているように思えるのです。
4の例では、実際は右側の人間に左側の肩を叩かれ、左側を振り向いただけですが、その人にとっては、まるで幽霊に叩かれたかのように感じるのです。
5の例では、実際に用意された夕食が焼き魚であっても、香りが焼肉だと判断した以上、その人の頭の中では夕食は焼肉なのです。
このように、ミスディレクションは、低次的な感覚を利用する方が効果が高まります。
ミスディレクションを起こす手段としては、様々なものがあります。
素材を使ったテクニックで誘導を起こすこともあれば、会話によって誘導を起こすこともできます。なので、フレームワークの中では円の中心にミスディレクションを位置してあります。
ミスディレクションについて-まとめ
- ミスディレクションは、視覚だけでなく意識・感覚の誘導
- より本能的な感覚のミスディレクションの方が強烈
- 何を使ってミスディレクションをしかけるか、という視点が重要
ミスディレクションについて学べる本・URL
非常に実践的なミスディレクションの解説本。
視線、声、両手、両足、体という5つの側面から、マジックの解説とともにミスディレクションを学ぶことができます。
とりわけ、ミスディレクションを使ってのカウントの練習方法は素晴らしいです。
認知心理学の視点から、観客の「注意」という側面を分析。
ミスディレクションについても言及しています。
ミスディレクション含め、錯覚を脳科学の視点から分析しています。
→ミスディレクションの名人、ジョンラムゼイ氏の解説
[ミスディレクション:観客の注意を逸らすマジックの基本テクニック]
→ミスディレクションを3つに分けて解説
[心理誘導]
→実践に即した内容でミスディレクションを解説しています。
→ミスディレクションの前のミスディレクションについての解説
[人間の目は思ったより当てにならない。 ~ Optical Illusion ~]
→目の錯覚について、動画とともに解説
→ミスディレクションの実生活への応用例
→TEDのミスディレクションに関するプレゼンテーション
演技理論について
ここからは手品を色立たせるもの、演技理論について説明します。
ここでは、クロースアップ・サロンでよく使われる理論について説明します。
まず、マジシャンとして必要なのは「第一印象」です。
- 顔に目ヤニが付いていないか、鼻毛が出ていないか
- 眉は整っているか、無精ヒゲが生えてきていないか
- 手が汚くないか、爪に汚れが溜まっていないか
- 靴が汚れていないか、メガネが曇っていないか
- シャツにシワがよっていないか、ハンカチは所持しているか
常日頃、意識しろと言うのは難しいかもしれませんが、マジシャンとして人前に立つ時だけは、意識するべきだと思います。
また「身体表現」を考える人もいます。立ち方一つで人の見方というのは変わるそうです。そのため、プロの方にはダンスやパントマイムを習っている人もいます。プロでなくても、ねこ背で手品を演じないぐらいに気をつけるといいですね。
第一印象の次に考えなければならないのは「コミュニケーション」です。観客との距離が近いクロースアップ・サロンでは、コミュニケーションの取り方が重要です。「コミュニケーション」と言うと、非常に抽象的で曖昧な表現です。「言葉の使い方」と捉えてみましょう。言葉はコミュニケーションの大部分を占めるからです。( もちろん、マナーやボディランゲージも重要です )
マジックにおける「言葉の使い方」、「セリフと発声」です。セリフの構築によって、マジックの印象は大きく変わります。目で見て伝わる不思議さに加えて、言葉で色を飾ります。マジックにストーリーを付け加えるのもセリフですし、より不思議さを強調することもセリフの力です。「あなたのキャラ」を観客に伝えるのもセリフの役目です。
しかし、セリフは諸刃の剣でもあります。観客にとって伝わりにくいセリフを言ってしまえば、観客にとって大きなノイズとなり、不思議さを欠いてしまう原因になりかねません。アドリブで演じている時、論理的・文法的におかしい表現、言わなくてもいいような無駄な表現というのがどうしても出てきます。
それ故、セリフの大枠を決めておく必要があります。
紙に書き出し、ある程度暗記しておくと、演技に安定性が生まれますし、紙にペンで書いている時に、アドリブでは生まれない言い回しが出てきます。
加えて、練りに練ったセリフを、さらに色付けるものが「発声」です。よりクリアに相手にセリフを伝えるための「滑舌」はもちろんのことどこで抑揚(アクセント)や、間(オフビートやユーモア)を加えるのか、簡単に言えば、セリフを観客にどのように読み上げるか、ということです。
セリフを棒読みしていては、お遊戯会を見ているような気分になります。マジックがコミュニケーションを取る芸能である以上、セリフが作られたものであっても、観客に伝わらないようにしなければなりません。
漫才師の方々は、綿密にセリフを練っているにも関わらず、それを観客に悟られないように演じます。手品と漫才が同じだとは言いませんが、手本にすべき箇所は多くあります。
さて、第一印象とセリフについて説明した上で「音楽」について説明します。音楽は、手品を色付ける重要な要素の一つです。会場全体のリズム、雰囲気を一気に変えることができます。どんなマジックにどのような音楽をかけるのか、どのようなリズム・アクセントを刻むべきなのか。音楽知識・センスが問われます。
第一印象、セリフ・発声、音楽の他にも、演技中の細い理論はありますが
(拍手のもらい方、リカバリーなど)
その他の細かい内容は、実際の演技や、本などで補っていくと良いと思います。
演技理論について-まとめ
- 手品が対人の芸能である以上「第一印象」に気を配るべき
- 手品が対人の芸能である以上「コミュニケーション(=言語の使い方)」について考えなければならない
- 言語の使い方とは「セリフと発声」
- セリフの内容は、練られたものでなければならない
- 発声の方法は、セリフの効果を倍にする。(アクセントや間)
- セリフや発声は、観客にとって新鮮に聞こえなければならない
- 手品に雰囲気とリズムを付け加えるものが、音楽
演技理論について学べる本・URL
マジシャンの視点から、マジシャンに必要な演技論を会話形式で解説
この記事では書けなかった実践的な内容が豊富に書かれています。
[パフォーマンス]
→マジシャンの視点から、パフォーマンス理論についての解説
→演技理論を概説
[台本をつくること]
→プロマジシャン、浅田氏による台本の重要性について
オリジナル性について
オリジナル性を求めることは、芸能の目標です。
バンドでも、自分の思い、考えを、メロディーとリズム、歌詞で相手に表現することが目的ではないでしょうか。誰かの曲をカバーしているだけでは、物足りなくなってきます。
ダンスでも、どのように身体を動かして表現するのか
絵画でも、自分で見た・思ったものを、どのように描くのか
自分の表現したいものを表現し、それが評価(=ウケる)ことが手品の最終目標なのではないでしょうか。
それは、他人に真似されるようなものではありません。
「あなたにしかできないことを伝える」
プロの方は誰しも、この部分を持っています。
この「あなたにしかできないこと」というのがポイントで
それは、誰にも真似できないような超絶テクニックかもしれないし、セリフの構築かもしれないし、ミスディレクションのかけ方かもしれないし、あなたのキャラクター(=人間性)かもしれません。
時に、マジックについて考えていると、自分のキャラとは何か、ということについて考えさせられます。自分について知れば知るほど、演じたいキャラ(=理想)との乖離に悩まされることがあります。
でも、マジックを演じる時ぐらい、理想の仮面を被ってもいいのはないでしょうか。私は、内向的な性格ですが、手品を演じる時は外向的になります。
そして、不思議なことに、普段の生活でも、少し明るい性格になったような気がします。マジックを演じ続けていると、気づけば、理想の仮面が真実の顔になるのかもしれませんね。
オリジナル性について-まとめ
- あなたの表現したいものを、手品で表現し、それが評価されることを目指す必要がある。
- あなたにしかできないものを表現する。
- マジックを演じる理想のあなたと、日常のあなたとを一致させる。
オリジナル性について学べる本・URL
マジシャンの視点から、マジックの創作について、抽象的に解説
→理想の演者と、日常の演者が乖離している例
→技法の視点から、オリジナル性を見出す
まとめ&ひとこと
それでは、最後にもう一度最初の図と、それぞれの項目のまとめを掲載しておきましょう。
手品の歴史を学ぶ理由-まとめ
- 自ら考えた手品が、既に発見されている手品でないかを知るため
- 手品のルーツを知ることで、現代にどのような手品を演じればいいかの参考になるため
- 手品の歴史を知ることで、会話の幅が広がる
素材と技術-まとめ
・素材・・・マジックを演じる上で使用する道具
一つの素材にこだわりすぎないことが重要
・技術・・・現象を起こすための素材の使い方
ある素材での技術が他の素材でも使えないか考える
観客との距離について-まとめ
- マジックの分類として、クロースアップ、サロン、ステージの3つがある。
- 分類の基準は「観客に手が届くかどうか=コミュニケーションが取れるか」
- 観客の数は意識しなければならないが、あくまで参考に。
マジックの現象について-まとめ
- 手品とは、ありえない現象を観客に見せる芸能。
- どのような現象を見せたいのかはっきりさせる必要がある。
- 見せ方によって、現象はすぐ変化させることができる。
ミスディレクションについて-まとめ
- ミスディレクションは、視覚だけでなく意識・感覚の誘導
- より本能的な感覚のミスディレクションの方が強烈
- 何を使ってミスディレクションをしかけるか、という視点が重要
演技理論について-まとめ
- 手品が対人の芸能である以上「第一印象」に気を配るべき
- 手品が対人の芸能である以上「コミュニケーション(=言語の使い方)」について考えなければならない
- 言語の使い方とは「セリフと発声」
- セリフの内容は、練られたものでなければならない
- 発声の方法は、セリフの効果を倍にする。(アクセントや間)
- セリフや発声は、観客にとって新鮮に聞こえなければならない
- 手品に雰囲気とリズムを付け加えるものが、音楽
オリジナル性について-まとめ
- あなたの表現したいものを、手品で表現し、それが評価されることを目指す必要がある。
- あなたにしかできないものを表現する。
- マジックを演じる理想のあなたと、日常のあなたとを一致させる。
ひとこと
手品と一言で言っても、非常に奥が深い芸能なので、一体何について話しているのか、よくわからない時があります。
そういう時は、一度この図に立ち返って、考えを整理すれば、新しい視点が見つかる時もあります。新しい手品を考える、既存の手品をより良くする、誰かに手品を教えるそういった時にこのフレームワークが誰かの役に立っていただければ幸いです。
加えて、「こんな風に分類した方がわかりやすい」とか
オススメの資料やURLなどがあれば、ぜひコメント欄に書き込んでください。
正直に言うと、まだまだ書き足りない箇所はあるのですが・・・
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。