- コインマジックを独学したい人のための本
- レベル1:今までコインなんて触れたことない
- レベル2:コインマジックの基礎を固める
- レベル3:インパクトのあるマジックを覚えたい
- レベル4:ギミックコインを使って
- レベル5:ある程度できる人に向けての再確認
- おわりに
コインマジックを独学したい人のための本
トランプマジックを独学したい人のための書籍をまとめた記事を書きました。
クロースアップマジックの中でも、トランプに負けず劣らず人気の高いコインマジック。コインマジックは他のマジックに比べて敷居が高いです。トランプやその他の素材に比べてどうしても『器用さ』が求められます。なので結構敬遠、挫折率が高い分野かもしれません。
そこで、レベルごとにオススメの本をまとめてました。
レベル1:今までコインなんて触れたことない
初心者にオススメするのはこの『ふじいあきらが教えるスーパーコインマジック』です。この教材が素晴らしい理由は3つあります。
1つはDVDであるということ。映像と絵では手の形や位置などのコツが掴みやすいです。
2つめは初心者に向けられた難易度であるということ。コインのセルフワーキングも収録しており、使う技術も難易度の高すぎないセレクトです。
3つめはジャンボコインが付属しており、かつ500円玉を使用しているということ。コインを新しく買わないでその日から練習できます。
レベル2:コインマジックの基礎を固める
簡単なコインマジックはできるようになった、より本格的コインマジックを勉強したい、そういう人にオススメなのが『奇術入門シリーズ コインマジック』です。
クラシックパームやフレンチドロップといった、より難易度の高い技法と、それを使ったマジックを解説しており、かつ読みやすいです。
かなり古い本ではありますが、初心者には楽しめる内容だと思います。私もこの本からコインマジックを勉強しました。
『コインマジック事典』は、かなりの種類の技法を解説しており、さらには傑作と呼べるマジックを多数掲載してある名著です。
上の奇術入門シリーズか、こちらのコインマジック事典かのどちらかを2冊目に選べば間違いないでしょう。コインマジック事典の方がマジックの掲載量は多いです。
レベル3:インパクトのあるマジックを覚えたい
『世界のコインマジック』は、世界のコインマジックの傑作をまとめた本です。コインマジックの神様と呼ばれるデイビッド・ロス氏の名作ウィングドシルバーや、ポータブルホールなどを掲載。
ある程度技術が身についているのを前提なのと、翻訳本としてのクセもあります。初心者がこの本から買うとちょっとしんどいかも。
テクニックをもっと身につけたい方は『テクニカルなコインマジック講座』がオススメ。マニアックな技法も増えて、ビジュアルなコインマジックを演じることができます。
レベル4:ギミックコインを使って
ギミックコインを使えば、不可能性が一段と上がるのもコインマジックの醍醐味の一つ。そんなギミックコインを紹介しつつ、かつそれらを使ったマジックを紹介してあるのが、『クラシックマジック事典Ⅱ』です。
コインマジック事典にも短めの紹介がありますが、この本はギミックコインだけに的を絞った章があり、またギミックコインを使った名作も掲載されています。
『世界のコインマジック2』は、前作に比べてよりギミックコインを使ったマジックを紹介しており、ギミックは持っているけどどう使えばいいか・・・という人に向けてのアイデアの宝庫になるかと思います。ギミックコインも付属するので、練習に使えるのが嬉しいですね。
レベル5:ある程度できる人に向けての再確認
ここまでくれば後は自分で演技を考えたり、好きなマジシャンのDVDを見て練習していくのがいいと思います。
しかし、ここで今一度基礎的な内容をおさらいしようという人にオススメなのが『基礎からはじめるコインマジック』です。
基礎から〜というタイトルの通り、レベル的にはコインマジック事典などと変わりないのですが、指の動かし方や手の形など、ディティールにまでこだわる所は完全に初心者向けではないでしょう。
もちろん、挫折などしない、最初からやる気に満ち溢れている方はこの本から買った方がいいのですが・・・
おわりに
コインマジックには何とも言えない魅力が秘められています。一度その魅力に魅せられたならば、もう逃れることはできないでしょう。
この記事では本での教材を紹介しましたが、DVDなど「私はこれで勉強したよ!」というオススメがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。