1000年前の古井戸をめざす
トニーゲストハウスの屋上で、ネットを使いながら情報収集
この日行くことにしたのは、チャンドバオーリーという1000年前の古井戸
「落下の王国」という映画のロケ地として使われたこともあるこの井戸
ジャイプル含め乾燥地帯であるラジャスターン州では、古くから水を貯めておく井戸があったそうです。
1000年前の古井戸って何それめちゃくちゃロマンあるやん・・・
ということで、今回の記事はチャンドバオーリーへ行った時の記録です。
とりあえずトニーゲストハウスで情報収集


とりあえず屋上でチーズトーストとチャイを飲みながら( ここはチャイ飲み放題! )
地球の歩き方を眺めて行き方をメモっておきます
(こちらの記事「僕がインドで一番行きたかった場所階段井戸のチャンドバオリ」も参考にさせてもらいました。)
一緒に泊まっている旅人がいれば情報聞けたんだろうけど、なぜかこの日は誰もいない・・・
とりあえずセントラルバススタンドから、スィカンドラという街に行き、そこからジープをチャーターして何とかいけるみたいです。
いざ、バスに乗りこみスィカンドラへ!
とりあえずバススタンドに行き、周りのオッチャン達に
「俺はスィカンドラに行きたいんだ!」とアピールして、どのバスに乗ればいいか教えてもらいます。
そして70ルピー払って、スィカンドラ行きのバスに乗り込みます。
いつも通り、どこで降りればいいのかわからないので、隣のおっちゃんと仲良くなることを忘れずに笑

とりあえずみんなとノリノリで自撮り
スィカンドラに着いてから、次はアーバーネリー村に行かないといけないのですが、イマイチどこかわからない
とりあえず信頼できる警官?軍?みたいな人に道を聞きます。そしたら、向こうのオートリキシャーをチャーターしろとのこと。
複数人いるリキシャーの運ちゃん達と値段交渉をして、往復300ルピーのに乗ることに
オフシーズンなのと、1人なので高くつくね(´;ω;`)泣
こんな感じでアーバーネリー村までGO!
チャンド・バオーリー到着!
大体20分くらいリキシャを飛ばしたぐらいで、アーバーネリー村に着きました
リキシャのオッチャンに大体30分ぐらいしたら戻ると伝え、古井戸にむかいます。

(英語の説明があると嬉しい)
ちなみに、長時間バスにリキシャと乗っていたので、トイレを借りることにしたんですが、トイレの前に10歳ぐらいの少女が門番していて、チップを要求されます。
日本じゃあまりありませんが、インドってどこのトイレでもチップが10ルピー前後必要なんだよね
で、古井戸の入り口では、おっちゃん達が門番をしています。
聞けば、入場料が必要とのこと・・・
地球の歩き方には載ってなかったやん・・・
こいつら本当にここ管理してるのか?などと疑問を覚えつつも50ルピー払います。
そして入り口を抜けると・・・!!!

いや、もう圧巻ですよ。
完全にファイナルファンタジーの世界。召喚獣とか出てきそう。
柵があるので、階段を下ることはできませんが、それでもその巨大さに目が引き込まれます。
下の水の部分はなんであんなに緑なのかな?コケなのかな?
わかる人がいたら是非コメントで教えてください
別アングルから


ちなみに、古井戸の周りには精巧な彫刻がたくさんあります。

奥の部屋の方にまで行こうとしましたが、コウモリ?の糞の臭いがめちゃくちゃきついので断念しました(;´Д`)
動画版はこちらから↓
大体ぐるっと一周して、管理人のおっちゃんに感想ノートを書いてから、元のリキシャに乗って帰ります。
ちなみにですが、経由地であるスィカンドラ、とてもストリートチルドレンが多いです。辛いのが、彼ら彼女達には英語が伝わらないので
お金を持っていないという、こちらの意思が伝えられない。僕の場合は、近くのインド人に頼んで、お金がないと伝えてもらいました。
おまけ:バスの中のサモサ屋さんで感じた、文化のちがい
インドのバスや電車に乗っていると、窓の外から
「サモゥーササモササモササモゥーサ」
なんていう掛け声とともに、新聞紙にコロッケみたいなものを大量に持ったおっちゃんが売り込みに来ます。
1個5ルピー( 10円ちょっと ) など、めちゃくちゃ安いので、チャンドバオーリーの帰りに買ってみました。

味は「スパイシーなカレーコロッケ」というのが一番しっくりくるかも
とにかく、長距離移動が基本のインドのバスや鉄道では、小腹が空く度に買ってました笑

笑顔のサモサ屋さん。あんたのサモサは世界一だよ!
で、バスの中でサモサモリモリ食べていると、隣のオッチャンが興味深そうに見てる。( ・_・)ジー
なので「インドの料理って美味しいよね!」と言うと、('ー') フフって感じで笑顔を返してくれる。
食べ終わった後、包んであった新聞紙をまとめて、バックパックのゴミ入れに入れたんだよね。
そうすると、さっきの隣のオッチャンが目を点にしてこちらを見ている。そして
隣のオッチャン「なんだ?日本人はゴミを持ち帰るのか?これはこういう風に捨てるんだぜ」
と言って、新聞紙を手で丸めて、バスの窓からポイっと捨てる。
「何で窓から捨てるの?」
と聞いても
「これがインドの文化だ('ー') フフ」と自慢気に答えます。
インドに行ったことのある人ならわかると思いますが、道端にゴミが落ちていない場所は無いというほど、インドは汚い国です。
恐らく、彼らの中では、よりカーストの低い者がゴミは拾って捨ててくれるだろう、という考え方、文化に基づいてポイ捨てをしているのでしょうが・・・
( 実際に、隣のオッチャンも「誰かが拾ってくれる」と言っていました。)
少し、カルチャーショックを受けたというか、日本人って綺麗好きな方なんだなぁと思った瞬間でした。
再び、地獄のバス移動編へ続く